「どうしてもお母さんを許せない」
母親が「プチ毒親」と気がつく前後
そんな期間が長く続きました。
そして一時期(数年間)「許したフリ」をしてました。
「許したフリ」は意味がありません。
私の失敗例や実践を交え
許すコツをわかりやすく説明していきます。
- 許すことが出来ない時にすべきこと
- 許す=許した相手と仲良くなる・好きになる必要はない
- 相手と絶縁してもゆるしは成立する
- 許すコツをつかむと他の人も許せるようになる
このブログでは宇宙人から教えてもらった「闇メントレ」でメンタルをきたえ、幸せになるメソッドを紹介しています。
詳しいやり方については下記の記事をどうぞ。
>>メンタルを直接きたえられる「闇メントレ」の具体的な方法・やり方
親を許すことが出来ない時にすべき7つのこと
世の中には「許すこと」のメリットがたくさん言われてますよね。
「許すとラクになるよ」とか。
「許すのは自分のためだよ」とか。
そう言われると「許せない自分」は
ダメだと思ってしまい
何年も「許したフリ」をしてました。w
単なる時間のムダでした。💧
具体的に「許すため」に実際に効果があったことをお伝えします。
相手との関係を改善もしくは境界線を引く
相手から振り回されたり傷つけられたりしている状況を改善しないままで、相手のことをゆるそうとするのは、無理があります。ゆるす前に、まず相手と自分の間に適切な“境界線”を引き、相手から振り回されたり傷つけられたりしない状況をつくることが大切なのです。
鏡の法則完全版からの引用
私がやってしまった失敗例その1ですが、
相手との関係性が改善しないままで許そうとがんばってました。
ムダな努力でした。💧
まずはきちんとバウンダリー・境界線を引きましょう。
私の場合は許したフリを長年続けた後
耐えきれず母にキレました。
私と同じ誤ちはくり返さないでくださいね。
「バウンダリーってなに?」って人はこちらの記事をどうぞ。
バウンダリーの概念は知らない人も多く
これをきちんと理解できるとラクになります。
私も知りませんでした。
親を許せない自分を許す・あきらめる
「許せないのはダメ」「許すのは良い」
と思ってると苦しくなります。
許すのに時間がかかることもあるので
「許せない自分」も自分と認めましょう。
「まあ、ひどいことだから許せないのはそりゃ当然よね」と認めましょう。
許せない自分を軽くあきらめましょう。
そうでないと私のように
「許したフリ」のワナにハマってしまうかもしれません。
親を許すのはかなりの大事業です。許せないのなら、今は許せなくてもいいと思います。あなたはそれだけ傷ついているのですから、今は自分の癒しをすること。許しのほうはまたいつかできることもあるでしょうし、あまり「許そう、許そう」と思わないほうがいいかもしれません。
ちゃんと怒って・恨む=感情を表現・感じる
昔の私は怒ることが出来ませんでした。
「怒る」とお母さんからもっと怒られるから。
だから「怒り」の感情を殺し
「困った」「悲しい」に代えてました。
ひどいことをされたと思ったら
ちゃんと怒って下さい。
「怒り」を表現することは大切。
怒りには
- 自分を守る
- 自分を大切に思う
- 自分を愛する
ための正当な怒りがあります。
私には怒る「スキル」がありませんでした。
アダルト・チルドレンは怒りを抑圧する習慣がついている。彼らは幼いころから、もし自分がほかの子どもたちのように怒りを表現したら、もっと面倒なことになるだけだということを思い知らされるからだ。そのためアダルト・チルドレンの多くは、解消されなかった怒りに満ちている。
ひどいことをされたと感じたら
ちゃんと怒って・恨んで下さい。
- 当時怒れなかった過去の出来事に対して怒る
- 中には怒れない・怒ってもムダなお母さんがいる
- 怒りを感じて表現するのは自分の確認作業
- 直接相手に怒りを伝える必要はない
「うらむ」のもダメだと押し殺してないですか?
感情には良いも悪いもありません。
きちんと感情を感じないとカラダに溜まります。
そっちの方がマイナス。
感情を感じましょう。
私の場合は
母への長年の「怒り」「悲しみ」「恨み」などが溜まりまくってました。
なので長い時間かけて「怒り」「恨み」ました。
もちろん一緒に「闇メントレ」をしましょう。
>>メンタルを直接きたえられる「闇メントレ」の具体的な方法・やり方
遠回りのように見えましたが
自分のためにもプラスでした。
これは母以外の人に対しても有効でした。
怒った後で、怒り・恨みの下にある感情や考えを観察
ちゃんとしっかり怒った後
恨んだ後
その下には別の感情や思いがあります。
その感情をきちんとつかまえて観察・確認しましょう。
- もっとお母さんに愛されたかった・寂しかった
- 私がもっと頑張れば親は幸せになって私を愛してくれるはずだ
- もっと優しくして欲しかった
- 親はもっと子どもに優しくするべきだ・愛するべきだ
など私の場合、他にもたくさんありました。
隠れた感情に気づき感じましょう。
で今後のためにも自分の中にある「〜べきという価値観」を外していきましょう。
中にはインナーチャイルドの不条理な怒りもあるので
全然現実的じゃない「〜べき」にも気がつくかもしれません。
どんどん外していきましょう。
インナーチャイルドについての説明はこちら↓
>>あなたの中にいるインナーチャイルドとは?見つけ方&癒す意味は?
「許す」=相手を好きになる必要はない
私は「許す」という概念を勘違いしてました。
「許す」=「相手を好きになる」
ことだと思ってました。
でも好きになる必要はありません。
自分さえ努力すれば、親はもっと良い親になってくれるはず、という切なる思いもあるのだと思います。「どうすれば親がもっと優しくなってくれるか」「どうすれば親がもっと幸せそうにしてくれるか」を中心に生きてきた子どもは、「毒親」の周りにはとても多いのです。そのような構造から自分を解放して、自分のために生きていくこと。それが、「ゆるし」の本質なのだと思います。「毒親」が自分に刷り込んだ自分のイメージから解放されていることも含めて。
「毒親」の正体からの引用
私の場合
頑張ったけど「お母さん」はどうにもならない
もうお母さんのことはあきらめて&脇において
自分のために生きよう。
私が頑張っても頑張らなくてもお母さんはお母さんのままだ。
どうにもならねぇ。
と気がついた時にラクになりました。
これも「ゆるし」の一つ。
相手が自分に対して刷り込んだイメージを捨てること。
自分が相手に対して刷り込んだイメージを捨てること。
相手と仲良くなくても絶縁でも許しは両立する
親との絶縁が必要となる場合もあるでしょう。自分を散々傷つけて育ててきたくせに、さらに金銭の無心に来るような親などは、遠ざけるべき親だと思います。そうやって親と絶縁することと、「ゆるし」とは、両立することなのです。「ゆるし」のためには、その妨げになるものを排除していく必要があるからです。
「毒親」の正体からの引用
ケンカしつつも
「もうお母さんったら。プンプン」みたいな
連絡し合い、いたわり合う
仲良し親子になるのがゴールかと思ってました。
でも残念ながらお母さんは変わりません。
私の母の場合は
相変わらず情緒不安定で
割と強欲で
気分の浮き沈みを家族にまき散らします。
それらのお母さんの振る舞いに我慢したいか?
と自分に問うた時、
「我慢したくない」と感じました。
そのためお母さんとの距離は保ったまま。
それでも気持ちはラクになりました。
相手と距離が近くなくても
相手と日常的にやりとりがなくても「ゆるし」は成立します。
その経験から学んだことを考えてみる
つまり、ここでお話ししている「ゆるし」は、「毒親」の正体を知らない間の自分は、「傷ついた存在」であり、幸せにもなれない、という意識があると思います。しかし、「毒親」の正体がわかると、ますます、「自分は悪くなかった。でも、得られるはずのものが得られなくなって大変な人生を歩んできた」という認識が強まります。ここまで認識できれば、あとは自分の癒しです。
「毒親」の正体からの引用
お母さんがプチ毒親だ!と気がついた後は
ショックでしばらく許せませんでした。
宇宙人曰く、
自分の環境や身の回りの出来事は自分で選んだものとくり返し言います。
こんな母親を自分で選んだなんてとずっと思ってましたが
しばらくしてから
お母さんのおかげで色々な事を学べたなぁと心の底から思いました。
私はヘタレなのであくまでプチ毒親。
もっとハードな毒親がたくさんいることも知っています。
ちょうど良いプチ毒親選んでるなと自分で感じました。
深く観察すると
お母さんは単にアホなだけで
悪気があったわけじゃないんだなぁと思いました。
なんかジャイアンみたいな。
ハードな環境にいる方はこういうふうに思えないかもしれません。
ムリに取り入れる考えではないです。
合わないと思ったらここはスルーして下さい。
「許したフリ」のワナにはまっていた例
多分世間的にも「お母さん」を許すって
- お母さんに怒りつつも過去のことは全部水に流してスッキリ
- お母さんと仲良しになる
- お母さんと一緒に幸せになる
だとずーっと思ってました。
でもどんなにがんばっても私には達成出来ませんでした。
そして「許したフリ」をしてました。
自分では表面的にも許したと思ってました。w
でも奥底では全然許してませんでした。
No matter how much you may love your parents, an unconscious resentment exists in you, which prevents you from forgiving them for the hurt. You can only forgive and let go if you recognize your deeply hidden hurt and resentment.
Fear No Evilからの引用
どれほど両親を愛していようと、心の中には無意識的な恨みがあり、傷つけられた事を許そうとはしません。深く隠された傷や恨みを認めてはじめて、許し、忘れることができるのです。
どうぞ私と同じワナにはまらないように気をつけて下さいね。
深く自分を観察していく必要があります。
インナーチャイルドの癒し方3つを具体的に説明。気合があればセルフもOK?
ここでもバウンダリーの考えが重要。
きちんと理解しておきましょう。
「闇メントレ」のスキルが役に立ちます。
「闇メントレ」をしてると観察するスキルが身につくので逃げづらくなります。
まとめ:許しの定義を再確認してラクになろう
私は「許し」の定義を間違えて認識してました。
その枠にはまらないと「許してない」と思い込んでました。
カンタンに言いかえると
「許す」とは、相手と自分の癒着をはがすこと
だといろんな失敗を経験して気がつきました。
相手にも期待をし、自分のイメージを押しつけ
相手も自分に期待し、相手のイメージを押し付けられ
それをお互いいらないと気がついてはがす。
そんなイメージ。
- 許す前にバウンダリー・境界線を引く
- 許す前にちゃんと怒る(感情を表現する)
- 怒りの下にある感情に気がつく
- 許す=許した相手と仲良くなる・好きになる必要はない
- 相手と絶縁してもゆるしは成立する
- 許すコツをつかむと他の人も許せるようになる
この記事が少しでもお役に立てるとうれしいです。
何度も「お母さん」関連の記事を上げるのは
「お母さん問題」が幸せのカギをにぎっているから。
「お母さん問題」を解決して幸せになって下さいね。
おしまい。
にほんブログ村に参加しています。
ぽちっと応援してくれると嬉しいです😊